Comparison RFID
RFIDとその他の技術の比較
非接触で対象を識別する自動認識技術は、主に4種に大別されます。
いずれも対象に触れることなく識別や記録ができますが、メリットデメリットが存在します。
バーコード・QRコード | カメレオンコード | RFID(NFC) | RFID(UHF) ※Roconieが主軸とする認識技術 |
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利用方法概要 |
コードに対してレーザを射出、 反射光をセンサで捉えた結果をデジタルデータへ変換します。 |
カメラを利用します。 4~8色の配置パターンを読み取り、対象を識別します。 |
HF帯電波を利用します。 電磁誘導の仕組みを用いて、タグ内のICチップの情報を取得します。 |
UHF帯電波を利用します。 無線電波と反射の仕組みを用いて、タグ内ICチップの情報を取得します。 |
必須機材 | ・バーコード/QRコードスキャナー | ・カメラまたはスマホ | ・NFCリーダーまたはNFC読取機能付きスマホ | ・RFIDリーダー |
認識可能距離 |
スキャナー性能、周囲の光量に依存 数㎝~1m程度 |
カメラの性能に依存 ~2m程度 |
数㎝ |
電波出力・タグの組み合わせ依存 ~最大7m程度 |
同時読取数 | 1件ずつ | 複数可 | 1件ずつ | ~最大700タグ/秒 |
目視できない状態での読取 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
汚れへの耐性 | 汚れ・擦れは読取不可の可能性有 | 汚れ・擦れは読取不可の可能性有 | 汚れ・擦れは読取に影響せず | 汚れ・擦れは読取に影響せず |
1点ずつの読取が前提となるバーコード・QRコードに対し、RFID(UHF)は
複数の対象を纏めて読み取る事を得意としています。
倉庫や工場といった大量の物品が行き交う環境下では、1つ1つの物品に貼られた
バーコード・QRコードを読み取るのは簡単な作業ではありません。
対象物の識別・照合はシステム・テクノロジーに任せることで、
お客様はその後の作業に専念頂く事が可能となります。
RoconieはQRコード・バーコードもご利用頂けます
RFIDは便利な技術ですが、「1点だけ物品を読み取りたい」シーンの場合はバーコードや
QRコードの方が利便性が高い事もございます。
RoconieはRFIDの苦手なシーンにも対応できるよう、スマホアプリに
バーコードやQRコードの
読み取り機能を搭載しています。業務用途・シーンに合わせてお客様が使いやすいスタイルをご提案します。
RFIDを用いた場合、照合や記録に掛かる時間短縮が期待できます。
(試算例)5000点の物品に対し、1ヶ月に1回棚卸(現品確認)を行った場合
保管場所から物品を取り出し、物品リストと現物を照合。
チェック結果を記録して次に進む…とした場合、手作業は非常に多くの工数を要する事となります。
バーコードの場合は読取・記録に掛かる時間の削減により効率化は期待できますが、バーコードの読み取りに実体が目視できていなければならない為、物品の取出と収納が発生します。
Roconie(RFID)の場合は、物品を格納したまま照合・記録ができるため、最も短い時間で現品確認を完了する事が期待できます。